タグ:放射能 の記事一覧

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父子家庭の避難

Aさんは40歳。
小2と小5の子どもの父子家庭。
自宅は郡山の中心市街地にある。
最も放射線の強い地域。
自宅の庭は1μSvを超える。
室内で0.4。
原発事故後、健康への不安から子どもたちを保養へ何度も出した。
が、無料で出せる保養も減り保養へ出せる回数も減って行った。
自主避難も考えて、別の町で仕事を探したが年齢的なことで見つからなかった。
郡山で今の仕事を続けながら週末だけでも子どもたちを線量の低い場所へ車で連れていく生活を続けている。

「そろそろ限界ですね」とAさん。

今年の春頃から続けているそんな週末保養に疲れたのだろうと勝手に思った。
けど、違っていた。
「寒くなってきましたから車中泊は限界です」
経費を抑えるために宿泊施設を使わず、ずっとキャンプや車中泊を続けているという。
親子三人が寝泊まりできる大きめの車だが燃料代や食費を考えると宿泊施設は利用できない。
子どもたちも週末の移動とキャンプを楽しみにするようになったし、
何より外で自由に遊びまわることができることは健康的だった、と言う。
これから冬が来て、どうやって保養を続けるか困っていた。
家のローンと子ども2人を学校へ行かせ保養へまわすお金が無い。

国も県も自治体も東電も、自主避難には何んの支援も無い。
夫婦が揃っている家庭の母子避難だって大変なのに、
Aさんのような父子家庭や母子家庭は更に深刻です。
自分が働かなければ保養どころか生活もできない。
けど、支援が無い。

こんな家庭が、私が知っているだけでも沢山あります。
これが現実ですよ。
やるせないです。

帰宅してニュースを見て大声を出してしまいました!!

東電社員年収、来年度46万円アップ
"
東京電力は、2013年度から社員1人あたりの年収を今年度より46万円増やして571万円にする。全社員を対象にした「年俸制」導入にともなうもので、1千人以上の大企業平均より28万円高くなる。家庭向け電気料金の値上げの算定にも年収アップは織り込んでおり、利用者から反発が出る可能性がある。

東電は福島第一原発事故の後、社員の給料や賞与をカットし、年収を平均700万円前後から20~25%減らした。家庭向け電気料金の値上げ申請では、12~14年度の社員の年収を平均556万円にしている。これは社員1千人以上の大企業の平均543万円に近い。

ところが、12年度は夏の賞与を支給せずに平均525万円に抑えるかわりに、13年度からは平均570万円台に回復させるという。"


朝日新聞デジタル

ふざけんなっ!!

どうなってんでしょうかこの企業は。
この国は。
この県は。


Aさんへ冬場も行けそうな場所の情報を伝え再会を約束して別れました。


------
シングルマザーの母子避難の方のインタビューがありました。
こちらも是非見てください。
福島のみなさん 郡山市 2012.08.18 VOL.1


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バズビー博士は何度も「会津若松では」と語ったのだ

いつの間にかデマ野郎に仕立てられてしまったクリス・バズビー博士。
昨年末辺りから今年の初め頃の攻撃のされかたは尋常じゃなかったです。
バズビー博士の講演会を開いた会も個人もかなり攻撃されたようです。

さて今年に入ってからストロンチウムやらプルトニウムやらが原発から遠い地域からも発見されています(いや当初から発見はあったのか知れませんが)
去年7月(会津若松市に来た後)のバズビー博士の記者会見の記事をふり返って読んでみた。

自由報道協会主催 (引用) 元記事

1963年、核実験がピーク時のヨーロッパの空気の放射線の数値と、今の福島の数値を比べると、福島はおよそ1000倍だ。そこにそのまま人が住み続けるとすると、福島第一原発から100キロ以内の地域で今後10年間にガンの発生率が約32%上昇すると言う計算結果が出た。

これはかなり前からわかっているので、政府が住み続けることを大丈夫と言っていることは犯罪的に無責任だ。

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Q:調べている車のフィルターの詳細を教えてください。

博士:東京の1台は、千葉〜東京を行ったり来たりしている車。3月11日から100日間走っていた。セシウム137を測ったら、1立方mあたり730ミリベクレル。福島は4台調べている。大体、福島第一原発から100キロ以上遠いところを走っていた車。正確にはわかってないが。

Q:プルトニウムが検出されたのはそのうち1台ですか?

博士:まだはっきりプルトニウムと言い切れないんですが、アルファ線が出ているので、まず間違いないと思う。今、イギリスでどの程度プルトニウムとウランが含まれているか解析中です。昨日会津若松でガンマ線の計測をしていたが、土壌がかなり汚染されている。原発から100キロほど離れているが、2箇所でウラン235が検出された。

Q:日本では年間20mSv以下なら普通に学校で授業が行われ、外で遊んでいるが、
これはどうなのか。

博士:日本政府は犯罪的なくらい無責任。このレベルの放射線に子供達がさらされると後で大変な事になる。事故後に基準値を上げるとか、全く理解できない。私たちの理論があっていれば、子供達の死亡率は上がり、大変な事になる。政府は内部被曝を、計算に入れていないのではないか。内部被曝値を入れると会津若松ではもう20mSvを越えているのでは。


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Q:今も福島第一原発からは推測で、毎時10億ベクレルが出続けているとされている。それが私たちの健康に及ぼす被害を教えてください。

博士:(苦笑)想像を絶する災害としかいえない。福島第一原発は制御不能な状態で、世界の誰もがコントロールできない。これは、日本だけの問題ではない。これは国際的な問題。国際原子力産業の問題。IAEAの高いレベルで対策をしなければいけない。理論上、福島からずるずると放射線が出続ければ、(そのぶん)死亡率は高くなるということ。会津若松で普通に暮らす市民の皆さんを見ていると、あたかも普通の状態に見える。、目には何も見えないが、機器を持ってくると、放射線は出ている。木を見ても鳥を見ても普通なのだが、これは大変な事だと思う。


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この記者会見から14ヶ月。
福島県では毎日のように様々な屋外イベントが開催されています。
バズビー博士が14ヶ月前に見た会津若松の様子と何も変わらない「大変な事」が加速度を増し続いています。
「あたかも普通の状態に見える」福島。
43%の子どもから「のう胞」や「結節」が見つかっても「普通」を扮う福島。

バズビー博士は「会津若松で」と自身が入った会津若松市の名を何度も口にしていた。
自身が直接入り見て測定した会津若松の土から得た情報と印象しか口にしていない。
比較的、県内で放射線量が低い会津若松の話しがこれなのだ。



『役割り』



政治も経済も哲学も宗教もこの日常を記録に留めないのなら
せめて芸術がそれをやれ
あの朝の景色を あの日の風景を 人々の営みを
 
政治も経済も哲学も宗教も時間がかかるというのなら
せめて芸術が今それをやれ
飼い主を待ち続ける犬のために
飼い主を見たこともない猫のために
圏外と圏内のために 
散り散りになったままの家族のために
馬鹿な大人たちに傷つけられる子どもたちのために
見る人のいない桜の花のために
なにより自分のために
言葉でもいい 音でもいい 絵の具でもいい
「いつか帰るぞ!」の貼り紙が色あせてゆく
子どもの声が響かない校庭が草むらになっている
県道に小舟が打ち上げられたままコスモスが咲いている
誰のためにあるのかわからない装置が数字を示している
生まれた場所を隠して生活をする人々がいる
生まれた場所の近くで希望を見つけようとしている人がいる
生まれた場所を遠く離れて新しい種を撒く人がいる
忘れようとしている隣人がいる
無関心な隣人がいる
無関心を装う隣人がいる
ほんとうに忘れてしまった隣人がいる
政治と経済と哲学と宗教が俯瞰している間に
せめて芸術は記録しろ
今 やらなくて いつやるのだ
描け 書け 奏でろ
伝えてくれ 「なにもなかった」ような顔をしている世間へ

会津に最初に放射性物質が飛んできた時

最初に放射性物質が飛んできた時間を改めて考えていました。
というのも知人が「原発が爆発した時に自分は家から出なかったので大丈夫ですよね?」と。
その方は、私の故郷の南会津町(旧田島町)在住(会津若松から道沿いに南へ約40km)
どうも未だに誤解をしている方が福島県民にもいらっしゃるようです。
放射性物質の大量放出が起こったのは原発が爆発する前だと今考えられています。
勿論、爆発そのものによって飛散したものもあるでしょうが。
それはさて置き、ようするに線量が高く計測された時間帯に何処にいたのか? ということですよね。
さまざま出ているデータはセシウムです。
けれども放射性ヨウ素131(半減期8日)も大量に放出されていたわけです。
こいつが子どもにとっては甲状腺に溜まってしまう厄介なものですね。
データはセシウムからの線量ですが、事故直後にはヨウ素も当然混在しています。
その時刻に何処に居たのか?
以下は最初に会津へ(県内7方面地区)放射性物質が届いた去年の3月15日のデータです。
7houbu.jpg
会津若松市 午後3時 0.10μSv- 南会津町 0.07μSv
会津若松市 午後4時 0.14μSv- 南会津町 0.10μSv
会津若松市 午後4時20分 0.12μSv - 南会津町 0.17μSv 午後4時20分の段階で若松より南会津が高くなります。
会津若松市 午後5時20分 0.43μSv - 南会津町1.08μSv  
会津若松市 午後6時 1.02μSv - 南会津町 0.93μSv ここでほぼ同じ数値になっています。
会津若松市 午後7時 1.12μSv - 南会津町0.88μSv


この辺りを堺に会津若松市は上昇して行き、南会津町は下がっていきます。
天気と風向きの変化だと思われます。
単純な話し、この午後4時30分頃から午後7時辺りに外に出ていたかどうか? という話しです。
帰宅や買い物の時間帯にあたります。
もっとも人々が外へ出ていた可能性の高い時間帯に会津へも放射能がやってきていました。
私たちはそんな事も何も知らずにそれぞれの動きをしていたはずです。
ですから、今、空間線量なんてものが低いからといって「大丈夫」だと判断をするのは早計だと思います。
本来であれば事故後 スピーディーの情報が公開され、安定ヨウ素剤が配布されていたはずなのです。
南会津をふくめた会津地方の子どもたちもしっかりと甲状腺検査をしてあげてほしい。
特に会津は原発から遠く地震の被害も少なかったので普通に仕事をしていた地域。

放射性ヨウ素のデータは無いとしていた国と県ですが、今年春のNHK ETV特集「放射能汚染地図5」の中で
以下の飛散データが公開されています。

fb8785c91af28a00dd7f0dcca0e62330.png
番組の写真です。
(いつものようにネットから動画は削除されています。私は持っていますがw)
これは福島県のモニタリングポスト(線量計)のデータに風向きを入れて出されたものです。
会津に住む私らはガッツリ濃い放射性ヨウ素131を吸い込んでいると考えられます。
南会津町(旧田島町)であれば、2011年3月15日午後4時頃から午後7時頃に何処に居たのか(室内か外か)
会津若松市では午後5時頃から終日何処にいたのか? です。
(会津若松の最大値は午後10時20分)
「大丈夫ですよね?」と訊かれても「心配しとくほうが賢い」としか言えません、、、

子どもがいる人は心配しといて良いんじゃないですかね?
あっ、30歳くらいまでは子どもの範囲らしいですよ放射能では。

それにしても同日の福島市の数値って。。。。

訊かれたから話したのに、知人からの反応は未だに無いというそんな現在/(^o^)\ナンテコッタイ
これが一番厄介な現実なのかもしれません。


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