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『何も知らない彼ら』

彼らは小出裕章さんを知らない。
彼らは早川由紀夫さんを知らない。
彼らは広瀬隆さんを知らない。
彼らは広河隆一さんを知らない。
彼らは菅谷昭さんを知らない。
岩上安身さんを知らない。
上杉隆さんを知らない。
そして山下俊一も知らなければ田中俊一すら知らない。
原発事故前に自分の町が0.0幾つだったのかも何ベクレルだったのかも知らなければ、今、どれくらいの汚染なのかも知らない。
福島の子どもたちの43%から"のう胞"が見つかっていることも知らない。チェルノブイリでは5年後に0.5%だったことも知らない。
我が家の土壌が2万4千ベクレル超の意味も知らない。
福島(東日本)の汚染は去年のことだと思っている。
たった一枚の汚染地図も見たこともない。
そして、したり顔で言う「放射能なんて言ってたら何処にも住めない」と。「国の言うことや新聞やテレビニュースを信じなくて何を信じるっていうんだ」と。
挙句の果てに「君は赤なのか」と。

気にしていたら住めないのでは無い。
汚染の全てを気にして生活しているから何とか住んでいられるのだ。
何を信じるのかでは無い。
チェルノブイリの事実と自宅周辺のシーベルトとベクレルを見ているのだ。
赤でも白でも黄色でも右でも左でも無い。
個だ。

「いつでも来い」そんな言葉をかけてくれていた彼らを信頼して移住を考えてきたのだが、
彼らの本心は平穏な自分たちの暮らしにさざ波を立てるな! ということだったのだ。
背中から撃たれたような気持ちだった。
いや本当は自分が甘ちゃんだったのだ。
何も知らない彼らを自分が解っていなかったのだ。
そして受け入れられていると思ってしまっていたのだ。
悲しいというより恥ずかしい気持ちでいっぱいだ。

自主避難している多くの方々と知り合い話しを聞かせてもらってきた。
母子避難の方、家族で避難の方、皆さん本当に並々ならない苦労をしていらっしゃる。
家庭内でバラバラになったり、親族間でのイジメ、離婚や絶縁。。。
「放射能でその人の本心が見えました」と話してくれた方が居ました。
本当に、そうですね。
被曝の体への影響は見つけにくいのに心へのダメージはハッキリしたものなんですよね。
良い物件と仕事も見つけてたんですけどね。。
全部白紙ですわ(苦笑)

さまざまな汚染地図の外に出たいだけ。
それだけなのにな。。


これから何処へ行こう。
これから何をしよう。
ひとまず撃たれた手当かな。

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